|
よく使う言葉「プライド」について考えてみた。 「pride」・・・自尊心・誇り・自慢の種・満足・高慢・うぬぼれ。 (三省堂「デイリー・コンサイス」) なのだそうだ。 改めて辞書を引いてみて、ちょっと意外だった。 私は”満足”までの意味合いしか考えずに使っていたからだ。 そうか・・”高慢・うぬぼれ”も含むのね。 「あの人はプライドが高いから・・。」 と言う話をよく聞く・・・殆ど悪口として。 その度に内心「それはただの見栄っ張りって言うんじゃないの?」 とか思ったものだが、悪口的な使い方も間違いでは無かったんだな。 この街には江戸時代からの城下町だった地域があり、 そこに住む人達を、方角から”西の人”と呼ぶ。 そちらの方々は”プライドが高い”と言われている。 それに対し私は”東の人”であり、下世話だといわれる地域である。 何故なら、戦前から工業地帯でよそからの移住者が多いからだ。 ”西の人”から見れば、「よそ者の暮らす所」なのである。 なんだけども・・・。 戦後この街の経済を引っ張って来たのは東の工業と米軍基地だ。 為替が固定の時代に米兵達は基地周辺でドルを振りまき、 (それも長くは続かなかったが。) 東にある製紙会社と紡績工場には、数千人の人達が働いていた。 彼らは殆ど九州からの”金の卵”(集団就職)であり 彼らがこの街に定住する事によって経済は発展した。 が、”西の人”達は「あそこは下品だから」と見下し、何もしなかった。 西には世界に誇る橋があり、観光名所である。 そこに有名なホテルが来る計画もあったのだが、地元が反対でパー。 西の旅館・ホテルが我が身だけを考えて反対したからだ。 結果そこに出来たのは・・・パチンコ屋!である。 私はプライドには裏付けが必要だと思っていた。 何かを誇るにはそれなりの行動・実績が必要だと。 だから”西の人”のエラそーな態度に、馬鹿らしささえおぼえた位だ。 ひたすら「私のウチ、江戸時代からここなんです」と言うだけ。 伝統的なモノを守る為に出費はおろか、自己保身しか考えない。 「腐っても鯛」と言うが、腐った鯛より活きた鰯だよ。 しかし、辞書に「高慢・うぬぼれ」とあるので、 彼らは確かにプライドが高いのだ、と分かった。 |
| << 前記事(2007/05/11) | トップへ | 後記事(2007/05/18)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2007/05/11) | トップへ | 後記事(2007/05/18)>> |